株式会社スプートニクでクレッタルムーセンを担当している菅沼と申します。 現在、クレッタルムーセン国内販売に関する総責任者という、責任ジューダイな仕事を仰せつかっております。今回は初めてのジャーナルということで、なぜ弊社がクレッタルムーセンを扱うことになったか、少し書かせていただこうと思います。
私とクレッタルムーセンとの出会いは20年ほど前。初めて目にした時の印象はすごい「キワモノ」ブランドが出てきたな、というものでした。まず見た目がとにかく個性的。目にしたことのない奇抜なデザイン、あまりにゴリゴリな素材、ヘンテコな作り・・そして何よりも高い!気づけばアウトドア業界歴 30年になってしまった自分ですが、いまだにこのブランドを超える「キワモノ」ブランドには出会ったことがないです。ただ、それはたしかにカッコ良かった。。
4年前、そんなブランドから弊社に声がかかった時のことを今でもよく覚えています。正直言うと「いやいや、今時こんなもの売れないでしょ」というのが第一印象でした。ただ、興味本位でサンプルをチェックしているうちに、変な意識が芽生えていくことに・・。このとびきりの「ヘンテコ」感が段々とヤミツキになっていったのです。この「我が道を行く」っぷり、昨今のトレンドとは全く相容れない商品だけど、やはりカッコイイ。
気付けばこれはウチがやらなきゃいけないという使命感に変わったのも、ウチの会社が流行りモノが嫌いなヒネクレ者集団だからでしょうか。これは自分たちにピッタリだ!それから4年あまり。いまだにこのブランドの魅力を表現するのが難しいと感じておりますが、このブランドの愛すべき魅力を私見たっぷりで皆さまにご紹介したいと思います。
1. ヘビーデューティ
子供の頃からアウトドアに親しんできた自分にとって、アウトドアの道具=ヘビーデューティ。今はもうヘビーデューティなんて言葉、古臭くなってしまった世の中ですが、そこはさすがスウェーデンの片田舎ブランド、今でも本気でヘビーデューティを貫き通している。実際にアウトドアの道具にとって一番大切なのは、壊れないことだと思っている自分にとって「壊れずに長く使えることが一番エコだ」と言い切っちゃうブランド哲学に何よりも共感してしまう。
2. ロングライフ
自分は昔ながらの名品と呼ばれるものが大好き。MSRのガソリンバーナー、ダナーのブーツ、バックのナイフ、ワーナーのパドル・・長く作り続けられているモノには独特の雰囲気がある。そしてそれは完成されている証。このブランドは20年以上前のモノをいまだに作り続けている。それは名品と言って良いものばかり。やはり独特の雰囲気がある。
3. DIY精神
自分もウチの会社もDIYが大好き。オフィスも展示会もできる限り自分たちで作るというのが自分たちのスタイル。修理やカスタムを手がけるワークショップから始まったこのブランドは今でもそのDIY精神が残っている。修理も基本的には自分でやってくださいというスタイルだけど、ただその分修理がしやすいようになっている。
以上、簡単ではありますが、私見たっぷりのクレッタルムーセンの魅力でした。
軽い、買いやすいものが持てはやされる今、ひとつくらいこんなブランドがあった方が面白いのではないでしょうか。重い分だけ魅力がぎっしり詰まったブランドです(実際はそんなに重くないけど)。
軽い、買いやすいものが持てはやされる今、ひとつくらいこんなブランドがあった方が面白いのではないでしょうか。重い分だけ魅力がぎっしり詰まったブランドです(実際はそんなに重くないけど)。
次回からはそんな私見によって選ばれたおすすめ商品を紹介していきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。
菅沼
菅沼