一般的にDWRと呼ばれる耐久撥水加工は、生地に撥水性(疎水性)を持たせる加工です。撥水加工を施すことで、生地が水を吸収することを防ぎ、衣服の機能や使用感を向上させます。
どんなタイプのDWRであっても、摩耗や洗濯、太陽からの紫外線によって、時間の経過とともに効果が低下します。このような経年劣化を防ぐためには、ウォッシュインやスプレータイプの撥水剤を使用して、家庭での再撥水加工必要です。
クレッタルムーセンでは、100%フルオロカーボンフリーのDWRを使用しています。クレッタルムーセンは、2008年にすでにすべての衣服からPFOA(最も有害なフルオロカーボンの一つ)を完全に排除した最初のアウトドア企業です。
フルオロカーボンは、技術的に効果があるため一般的に使用されていますが、生殖に害を及ぼす内分泌かく乱物質であることも証明されています。フルオロカーボンは、自然と、自然への配慮を公言しているアウトドア業界において、深刻な問題となっています。