2026年秋冬シーズンに登場した新作プロダクトの中から、今回はミッドレイヤーを3種類ご紹介します。
ベースレイヤーとアウターレイヤーの間にレイヤリングする中間着という意味では同じ3モデルですが、素材やデザインによってそれぞれに異なる特徴を持っています。

Gimle Hoodie
ギムレ フーディー
リサイクルポリエステルにメリノウールをブレンドしたオリジナルのファブリックが特徴の新作ミッドレイヤーです。驚くほどに軽量でコンパクト。表地と裏地を配したデザインにより、レイヤリングによって保温と通気、2つの機能を使い分けることが可能です。

プルオーバータイプのミッドレイヤーは、前屈みになった際に生地がたわむことがなく、身体の動かしやすさにおいて、フロントジップのジャケットよりも優れているといえます。
その一方で、体温調節のために頻繁に脱ぎ着を繰り返すシーンでは煩わしさを感じることから、使用を避けるユーザーもいらっしゃるでしょう。ギムレ フーディーは「着っぱなし」によって着脱回数を減らすことで、この課題を解決したプルオーバーです。まるでメッシュ素材のように、非常に高い通気性を備えているので、アクティブに動くシーンでも脱がずに内部の熱を逃すことが可能です。

風の強い稜線に出たときや、気温の低い状況で停滞する場合は、上からシェルジャケットを羽織りましょう。レイヤリングによって風を防げば、今度は保温性の側面が強調されます。もこもことしたハイロフトのウールブレンドファブリックがデッドエアを溜め込むことで、体温を保持します。

抗菌防臭性に優れたメリノウールをミックスすることで、不快なニオイが発生しにくく、テントや山小屋での就寝着としてもそのまま役立つでしょう。
生地と生地をつなぎ合わせる縫い目は、フラットロックシーム(縫い代を重ねずに平に仕上げる縫製)を採用しており、長時間着続けても肌との擦れや違和感を感じないようにデザインされています。
裾はドローコードで調節可能。きゅっと絞ればより保温性が高まります。フロントのカンガルーポケットはハンドウォーマーとして活躍します。
おすすめのアクティビティ
トレッキング:
保温性と通気性を兼ね備えており、気温の下がる秋冬シーズンの登山に適しています。紅葉を眺める秋のアルプストレッキングや雪山のハイキングなど、アクティブな登りと、寒い場所での停滞が予測されるなら、持っていって間違いなしです。
スキー&スノーボード:
スキーに出かけるあなたにも最適です。特に自分の足で山を登るバックカントリースキーにおいて、ハイクアップ時は雪山といえどしっかりと汗をかく運動になります。シェルやインサレーションジャケットとの組み合わせで、シチュエーションに応じて通気と保温を使い分けましょう。フードは頭にピッタリとフィットするデザインで、ヘルメットの下にも問題なくおさまります。
トラベル:
リラックスフィットでテクニカルすぎないデザインは街中や旅の途中でもしっくりくるでしょう。ふわふわと柔らかく、山の上でなくとも気続けたくなる肌触りです。
>Gimle Hoodie M's / ¥48,400
>Gimle Hoodie W's / ¥48,400

Gondul 2.0 Hood Jacket
ゴンドゥル 2.0 フード ジャケット
クレッタルムーセンが展開する化繊中綿ジャケットの中では、最も軽量かつ通気性に優れたモデルの一つです。日本の自然環境とも相性が良く、ジャパンスタッフの使用率も高いアクティブインサレーションです。アウターとしても使用できるため、今回ご紹介する他2製品と組み合わせるのもおすすめです。


中綿素材には高い保温力と優れたストレッチ性を兼ね備えた、プリマロフト®︎ ゴールド アクティブを採用し、それを軽量な独自のポリエステル系ウィンドシェル素材で包んだ構造です。サイドや背中部分をストレッチパネルに切り替えており、動きやすいだけでなく、このパネル部分から内部にこもった熱を排出することで、高い通気性を確保しています。

意図的に中綿を省いた箇所があるのも特徴的。フードは首元までは保温のためにプリマロフト®︎ が封入されていますが、頭部分は薄いウィンドシェルになっています。フードをしたままヘルメットを被ることができるようになっており、バックカントリースキーなどで役立つデザインです。袖周りも綿量を少なくしてあるため、重ね着した時にも袖の通りがスムーズです。

濡れても保温性が低下しにくい化繊中綿と疎水性の高いポリエステル表地を組み合わせることで、雨天時や雪上での活動でも水濡れによる低体温症から身を守ってくれるでしょう。
ハンドポケットの他に、胸元のチェストポケットも用意してあるので、バックパックのハーネス干渉も気になりません。

おすすめのアクティビティ
トレッキング:
秋冬シーズンはミッドレイヤーとして。シェルジャケットと組み合わせることで適度な保温性を生み出すほか、単体で通気性を活かした着用も可能です。スタートから目的地に辿り着くまで、頻繁に使用する相棒となるはずです。
春夏シーズンは防寒用のアウターウェアとしてバックパックに忍ばせておきましょう。就寝時や、明け方など、夏山であっても気温の下がる時間帯にちょうど良い暖かさを提供します。
スキー&スノーボード:
前述のフードデザインをはじめ、内側についているループにカラビナでグローブを吊るなど、細かいところにも気が利いています。バックカントリースキーにおいては、ハイクアップ時も滑走時も着用し続けられる綿量です。
>Gondul 2.0 Hood Jacket M's / ¥52,800
>Gondul 2.0 Hood Jacket W's / ¥52,800

Embla Hood Jacket
エンブラ フード ジャケット
トレッキング向けに開発された薄手のテクニカルフリースです。メインファブリックに採用しているフリース素材は裏側がグリッド状になっていることで、吸湿性と通気性を兼ね備えています。

抗菌防臭性に優れ、汗冷え対策にも効果的なウールベースの素材に加え、摩耗にさらされる箇所はストレッチ性の高い素材で補強されています。素材や構造の違いから、前述の2モデルと比べて耐久性が高いといえます。

でフードや裾には伸縮性の高いパイピング、サムループも用意してしっかりと身体に馴染むフィッティングが特徴です。

フロントジップの向きにもご注目ください。前述のゴンドゥル 2.0 ジャケットのフロントジップが向かって左側にオフセットしているのに対して、エンブラ フード ジャケットは向かって右側に湾曲しています。これは、アウターでの使用を想定した製品とミッドレイヤーでジッパーの向きを変えており、レイヤリングした際に、首元でジッパーが1ヶ所に集中しないようにデザインしてあるためです。
おすすめのアクティビティ
トレッキング:
オールシーズン活躍するミッドレイヤーフリースです。薄手で着膨れしないので、他のミッドレイヤーやインサレーションとも組み合わせやすく、1枚あるとレイヤリングの幅がぐっと広がります。吸湿性が高く、肌離れも良いので、半袖の上に着て不快感がありません。
>Embla Hood Jacket M's / ¥46,200 (メンズのみ)
デザインも素材も異なる3つのプロダクト。レイヤリングによって機能を使い分けるGimle Hoodie、ウィンドシェル素材と化繊中綿を組み合わせたアクティブインサレーション Gondul、ミッドレイヤーの王道であるウールフリースのEmbla、お好みのミッドレイヤーを見つけてみてください。