
クレッタルムーセンを纏って活躍する若者たちがいます。そんなアンバサダーたちのリアルな声をお届けします。
今回は札幌、定山渓(じょうざんけい)でカヤックやラフティングなど川遊びを中心としたアクティビティを展開する「フリルフスリフ」の代表であり、プライベートではテレマークスキーヤーの顔を持つ木村駿太君。
クレッタルムーセンとの出会い
ブランドの存在を知ったのは大学の時でしたかね。学生時代にヤ⚪︎オクでダウンを買って。おしゃれなんで、ずっといいなぁって思ってましたね。斜めのジッパーのウェアも当時は他になかったですしね。
(ブランドとの)最初の接点は、大学の友人の(佐々木)翔平のことをクレッタルムーセンに紹介したのが最初ですかね。翔平とは今も一緒に滑りに行ったり。ボート乗ったり、焼肉行ったり。近くに遊べる仲間がいるのはいいですよね。僕はスウィートプロテクション*からのつながりでクレッタルムーセンからもサポートを受けるようになったって感じです。
※クレッタルムーセンの日本総代理店、スプートニクが取り扱うノルウェー発のプロテクションギアブランド。木村駿太はスウィートプロテクションのサポートライダーでもある。
左が佐々木翔平、右が木村駿太。
お気に入りのプロダクト
シェルはBrage 2.0 Jacketが気に入ってますね。シーズン通してがっつり滑るので、生地がしっかりしてて頑丈なのがいいですね。耐久性についても、デュラコート(素材を切り替えることなく摩耗に晒される箇所の耐久性を高める独自のコーティング)なんかは長く使えるつくりになっていると思う。
>Brage 2.0 Jacket
テレマークスキー*は一般的なスキーと比べて大きく膝を曲げるので、バリっとした硬いシェルと比べて、Cutan (Brage 2.0 Jacket に使用している独自の防水透湿メンブレン素材)はストレッチが効くので、滑走中にも心地よさを感じます。
Skirner Jacket も使っているんですが、Brageよりも薄手なので春とか、季節で分けて使ってる感じです。
※アンバサダーの中では唯一のテレマークスキーヤー。不安定なテレマークスキーで果敢に攻める滑りが特徴で、本人曰く「アルペンに負けないスピードで滑るのが目標」。
バックパックはKåre 30LとTrud 44Lを使ってます。
>Kåre 30L
>Trud 44L
Kåreは背負い心地がいいですね。ライディングを邪魔しない体にピタッとくっつく感じが良いです。
攻める斜面とか、最低限の装備でタイトなラインに臨む時に、滑りにフォーカスできる印象があります。コンパクトなサイズ感も合わさって滑りを邪魔しないバックパックですね。リフトアクセスでサイドカントリーを楽しむ人にも向いてるんじゃないですかね。Trudは容量があるので山に長期で入るときに使ってますね。気室もシンプルで、オーバーパッキングしても上手く閉まるので使いやすいです。
あと、ダウンショーツ(Heidrun 2.0 Shorts)はかなり調子いいですね。
>Heidrun 2.0 Shorts
僕、寒がりなので。スキーの撮影の際にガスが晴れるまでの光待ちなど、待機する場面で使っています。サイドがスナップボタンでフルオープンできるので、シェルを履いたままでもその上から穿けますしね。一枚あるだけですごい安心感があります。単体で街でも穿いています。
Lodyn Hood Jacket は北海道の冬の街着として気に入ってます。形もいいですよね。
>Lodyn Hood Jacket
冬の雪中キャンプに適してるかもしれませんね。そもそも荷物が多くなりますし、アウターの上から着れるのはいいですよね。スキーなど、山に来ていくならもう少し薄手のUrd Hood Jacketが調子良さそうです。
ブランドの魅力
クレッタルムーセンの魅力は、細かいところの丁寧なつくりだと思います。愛着が湧くというか親近感があるというか、使っていて嬉しいし、大事に使いたいなと思えるブランドです。
ひと目でクレッタルムーセンってわかる、独自のデザインも気に入っています。耐久性の面での配慮もなされているし、機能を差し置いても、直しながら長く使いたいって気持ちになるブランドだと思います。
本国スウェーデンチームとの交流
本国(スウェーデン)のスタッフと一緒に過ごして*、当たり前だけど、めちゃくちゃ考えて作ってるんだなって感じました。それと同時に、実際にギアを使っているフィールドというか、国や環境の違いも感じました。違う=ダメってことではなく、それも含めて面白いなって思ってます。この違いを本国のスタッフと共有できる環境があるから今後もより良いものが生まれていくんだろうなと思いました。
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*2025年1月に青森県・八甲田山にてアンバサダーやスウェーデンの本国スタッフを交えたミーティングを行なった
ガイドとして
札幌の街中から車で45分くらいの定山渓ってところにベースを構えています。僕は川のガイドなので1年を通してボートに乗ってますね。
冬だったら、景色が綺麗なところをゆっくりと下る雪見ラフティングツアーとか。1歳から参加できるツアーもやっていて、SUPなんかもおちびちゃんでも親御さんと一緒に乗って楽しめます。定山渓は札幌の街中から45分くらいで来れる温泉街なのでファミリーにもおすすめの場所です。
リバーガイドとスキーヤー、二つの顔をもつ駿太くん。雪山だけでなく、今後は水辺で活躍するアイテムレビューにも期待。老若男女が安心して参加できるツアーを提供するフリルフスリフには、小さなお子様がいる方もぜひ。定山渓に足を伸ばしてみてください。