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Guide - Layering

- レイヤリングの4つのステップ -

 

適切なレイヤリングは、快適なアウトドアアクティビティのために非常に大切です。レイヤーの組み合わせは、コンディションやアクティビティによって無限にあります。このガイドでは、レイヤリングの4つの柱となる、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターレイヤー、インサレーションについて説明します。

 

 

- レイヤリングの重要性 -

 

身体を動かすと、体温が上がり、汗をかきます。あらゆる最先端の高機能素材が様々な方法で、レイヤー内の汗や水分の放出に取り組んでいます。ここで一番大切なことは、汗や湿気がファブリックの機能に与える影響と、その結果発生するトラブルです。

ファブリックの繊維が湿気を帯びると、生地が通気しづらくなり、湿気がさらにこもりやすくなります。内側にこもった水分は身体から熱を奪い、過度の冷えを招き、低体温症などのリスクを高めます。また、気温が氷点下になると、水蒸気が凍りつき、生地を硬化させ、ストレッチ性が失われるため、状況がさらに悪化します。そのため、汗や湿気をコントロールするための適切なレイヤリングを行う必要があります。

1. 過剰な汗や水分を吸い上げるためのベースレイヤー。
2. 保温性と吸湿発散効果のあるミッドレイヤー。
3. 雨や風といった外部環境からのプロテクションとなるアウターレイヤー
4. 保温性を高めるためのダウンジャケットなどのインサレーション

レイヤリングはあなたのニーズに合わせて自由に組み替えることが可能です。

 

 

- ベースレイヤー -

ベースレイヤーでドライに快適に

ベースレイヤーはあなたの第二の皮膚として機能し、快適さとドライさを保つためにあります。最大の効果を得るためには、体にぴったりとフィットしている必要があります。メリノウールを使用したベースレイヤーは、天然の吸湿発散効果、絹のような肌触り、速乾性により、最高の素材選択といえます。テンセルを混紡することで、伸縮性と耐久性が高まり、メリノウールの性能はさらに向上します。

 

- ミッドレイヤー -

ミッドレイヤーで体温調節

適切なミッドレイヤーで体温をコントロールしましょう。ウールやプリマロフト®など、吸湿発散効果のあるものを選ぶことで、余分な水分を持続的に取り除き、アクティビティ中常に体温を快適なレベルに保ってくれます。ジッパー付きのミッドレイヤーはすべて、体温調整がしやすい2ウェイジッパーを採用しています。

 

- アウターレイヤー -

耐久性に優れたシェルによるプロテクション

透湿性、防風性、撥水性、そして機能的なディテールをさまざまに組み合わせることで、あなたのニーズを満たす最適なシェルが誕生します。持続可能な素材から作られたクレッタルムーセンのシェルジャケットは、何シーズンも長持ちするように作られています。シェルは下にベースレイヤーやミッドレイヤーを着用できる十分なゆとりがありつつも、裾や袖口からの冷気の侵入を防ぐため、大きすぎないものを選びましょう。

ほとんどのシェルは、ベンチレーションやレイヤリング時の摩擦を防ぐために斜めに配置されたフロントジッパー、立体的なつくりの肘、3D調節可能なフードなどを備えています。

シェルジャケットガイドをご利用いただくと、あなたのニーズに合ったシェルを見つけるのに役立ちます。

 

- インサレーション -

暖かく過ごすためのインサレーション

厳しい寒さが予測される場合は、ダウンなどのインサレーションレイヤーを追加しましょう。クレッタルムーセンのダウン・インサレーションはパッカブルで、アウターとして、シェルの上に、あるいはミッドレイヤーとして内側に着ることができます。ダウンは濡れることで保温性能が低下するためご注意ください。クレッタルムーセンではRDS(Responsible Down Standard)の認証を受けた750フィルパワー以上のダウンのみを使用しています。濡れに強い化繊素材のインサレーションもご用意しています。

インサレーションガイドをご利用いただくと、あなたのニーズに合ったシェルを見つけるのに役立ちます。